約 1,367,235 件
https://w.atwiki.jp/c-stock/pages/79.html
イイダココロ 性別:女 年齢:17 特殊能力:キセツノオト ■能力原理 二人で聴いた花火の音(オト)が、 二人で聴いた祭囃子が、 二人で聴いたセミの音(ネ)が、 チリンと響く風鈴の音(オト)、 枯葉を踏みしめガサゴソなる音(オト)、 雪、降り積もるシンシンなる音(オト)、 僕の耳に残ってしょうがない。 君のとのひととき、あの音(オト)が、耳に残ってしょうがない。 アタシのひととき、思い浮かんでしょうがない。 ※現存しない存在としてボクの頭に居続けている能力。 キャラクターの説明 死んでしまったあの子の亡霊 これから触れぬ、あい人のこと 触れたいけれど触れれない 夜桜の元、二人でビールを飲んですごした、あのひと時が、 日差しの下、ひやむぎ食べた、あの瞬間が、 秋、色めいた、あの一瞬が、 冬、共に過ごしたい。二人で共に過ごしたい。 夜桜の元、キセツの元、すごしたあの時、あのセツナの時 私を占める、幽かな感覚。 ※容姿について 身長は155cmほど。ボーイッシュな髪型ででオシャレなフレームのメガネをかけている。 服装自体も白いワイシャツ、ネクタイ、ブレザー。 男の子のような服装なのに、あふれ出る女子としての匂いがよりそそる存在。 嫁アピール 幽霊のような存在。 もう戻らない存在。 欠損してしまった僕の一部。 本当に自殺して、ボク心を蝕んだあの子の思い出。 ボクの人生を左右している人の記録を送ってみました。
https://w.atwiki.jp/smasma/pages/560.html
ココロのイケメンバトル WHICH IS THE KOKORO-IKEMEN ? 心がイケメンなのはどっち!? 恋愛テストで200人の女性がジャッジ 超リアルな恋愛テストを筆記方式でそれぞれが解答 司会・中居 2012.9.10 vs ブラックマヨネーズ Q.1 彼女に駅のホームで「離れたくないよ」と泣かれた。どんな「イケメンな言葉」をかけてキスをする? 1位(148)木村 俺も 2位(26)稲垣 僕だって離れたくないよ。でも離れたその瞬間から次に君に会うのが楽しみになるんだ。だから明日から生きていけるんだ。 3位(13)香取 今だけだよ。必ず離れられない時がくる 4位(8)小杉 家に帰ったら月を見あげてごらん?ボクもその月を見ているよ。同じ月を見てるって離れてても近く感じるだろ? 5位(3)草彅 僕の心が、泣いているから、君が代わりに泣いてるんだね。僕の心が晴れれば、君の涙も笑顔に変わる。ホラ、僕は、笑ってるよ。君も笑って、笑顔でサヨウナラ。 6位(2)吉田 今の言葉、俺にとってサプリメントだから、直接口に入れてくれ Q.2 あなたは大学生。彼女のはじめての誕生日に2千円で出来る「イケメンなお祝い」は? 1位(95)稲垣 2千円で買ってきたケーキを二人でふき消して「僕と出会ってくれてありがとう」と言って彼女を抱きしめる。 2位(43)草彅 東京で、一番美味しいと言われているマンゴープリンを、よーく冷やして持っていく。 3位(37)香取 2千円分の花を買う。彼女にバレないように今日は歩いて帰る 4位(20)木村 昔なつかしの駄菓子 5位(3)小杉 彼女を産んでくれてありがとうの気持ちを込めて、おかあさんと彼女の2ショット写真を入れたフォトフレーム 6位(2)吉田 普通にデート。で、別れ際「今はコレしかない」と渡して雨の中走って帰る Q.3 後輩のOLに告白された。好きな人がいるあなたが告白を断る「イケメンな言葉」は? 1位(96)香取 ごめん。君とは付き合えない。俺も、好きな人がいるんだ 2位(50)小杉 ごめん。俺好きな人がいるんだ。でも君みたいなステキなコに告白されて、明日からもがんばれるよ。ありがとう 3位(21)木村 ありがとう、でもごめんね。 4位(15)吉田 俺はバカだ。富士山よりも手近な高尾山が好き。君は富士山なんだよ。 5位(13)稲垣 恋は、いつか終わる。でも君との仲は終わらせたくないんだ。だから恋にするのはやめよう。 6位(5)草彅 一日、ぐっすり寝てごらん。起きたとき、やっぱり、僕じゃないと気づくから。おやすみ、そして、ありがとう。
https://w.atwiki.jp/3edk07nt/pages/36.html
『絵のココロ』 雪華綺晶は、ゴールデンウィークの連休を利用して、別荘を訪れていた。 ただ、趣味のためだけに。 普段は忙しくて、なかなか打ち込むことが出来ない、彼女の趣味。 それは、油絵を描くことだった。 別荘のベランダからの眺望は、絶景の一言に尽きる。 緑豊かな森と、山々の懐に抱かれた、小さな湖。 彼女は、小さな頃から、この景色が大好きだった。 「さて、と。少し休んだら、デッサンに行きましょう」 部屋の隅に荷物を置いて、スケッチブックとペンケースを取り出す。 ペンケースの中には、様々な芯の鉛筆が収められている。 どの芯も、先が鋭く削られていた。 「今日は、湖の畔まで歩いてみようかしら」 ベランダ越しに、煌めく水面を見遣る。 すると、湖の岸辺に、小さな人影が見えた。 遠い上に、陽光の反射で良く判らないけれど、髪の長さから女の子らしいと見当が付いた。 その子は、膝くらいまで湖に入り、立っている。 はしゃぐでもなく、動き回るでもなく……。 ただ、その場に立つ尽くすのみだった。 あの子は、何をしているのかしら? 雪華綺晶は、興味をそそられた。不思議な魅力を感じた。 そして気付けば、スケッチブックを広げて、さらさらと湖に立つ少女を描いていた。 ラフスケッチながら、なかなかの出来映え。 これを元にして、後でキャンバスに描いてみましょう。 会心の笑みを浮かべながら、もう一度、湖に目を向ける雪華綺晶。 けれど、そこにはもう、あの少女の姿は無かった。 「近所の子供かも、知れませんわね」 だったら、その内に、また会える。 今度は、近くで描かせて貰おう。心の底から、そう思った。 湖の畔まで、散歩がてらの二十分。 意外に、歩き出がある。五月の陽気でも、全身、汗でびっしょりだった。 イーゼルやキャンバスを担いで来るには、少しばかりキツい。 スケッチブックで顔を扇ぎつつ、周囲を見回すと、お誂え向きの場所を見付けた。 木陰のベンチ。しかも、周りに人は居ない。 雪華綺晶は、そそくさとベンチに座って、眼前に広がる光景にココロを解き放った。 ――風のそよぐ音。揺れる木立のざわめき。 ――波立つ水面が、岸辺でちゃぷちゃぷと砕ける音。 有りとあらゆる自然現象が、雪華綺晶の創作意欲を掻き立ててくれる。 スケッチブックに、鉛筆を走らせる。 時折、目の前の風景に目を遣り、再びデッサンに勤しむ。 そんな事を、どのくらい続けていただろうか。 「お姉ちゃん……絵……上手だね」 いきなり背後から声を掛けられ、雪華綺晶は胸から心臓が飛び出すくらい驚いた。 振り返ると、薄紫のドレスを着た女の子が、木にもたれかかっていた。 右眼には、お洒落なデザインの眼帯。 近くで、仮装パーティーでも有ったのかしら? にしては、何処かで会ったような……無いような。 雪華綺晶は既視感を覚えて、少女をじろじろと眺め回していた。 「…………失礼じゃない?」 徐に言われて、雪華綺晶は我に返った。確かに、失礼だ。 初対面の人を観察してしまうなんて。 「ごめんなさい。悪気は無かったのよ」 「…………」 「ただ、以前にも、お会いしてたかしら……と」 雪華綺晶が告げると、少女はくすくす……と笑った。 「会ったこと……ある……かもね」 「貴女、お名前は?」 「……薔薇……水晶」 薔薇水晶? 口の中で、何度か呟いてみる。 記憶を辿っても、そんな名前の子は知らなかった。 そもそも、目の前の少女は、どう見ても小学生高学年から中学生くらい。 その年齢の子に、知り合いは居なかった。 (本当に、以前に会っているのでしょうか?) 雪華綺晶の戸惑いを、表情から読み取ったのだろう。 目を細めて笑った薔薇水晶は、雪華綺晶の手にあるスケッチブックを指差した。 「さっき…………描いてくれてたでしょ」 「え? ……ああっ!」 『さっき』というキーワードを得て、雪華綺晶はスケッチブックを手繰った。 別荘の部屋から、衝動的に描いてしまったラフスケッチ。 あの時は、後ろ姿しか描いていない。 けれど、改めて見直してみると、確かに少女のドレスと、絵の中の少女の服は似ていた。 「私がスケッチしていた事が、分かったと言うの?」 そんな筈はない。だって、湖畔から別荘まで、徒歩で二十分もかかるのだもの。 それだけの距離が、隔たっているのに……。 雪華綺晶の戸惑いを余所に、薔薇水晶は、にこにこと無邪気に笑っていた。 「ねえ、お姉ちゃん。もっと……私の絵……描いて?」 「え、ええ。良いですわよ、勿論」 薔薇水晶に促されるまま、雪華綺晶はスケッチブックに、少女の似顔絵を描いた。 柔らかそうな髪、なだらかな頬のライン。 髪飾りの紫水晶と、洒落た眼帯は、いいアクセントになる。 しかし……。 不思議なことに、彼女の右眼を描くことに、強い抵抗を覚えた。 画竜点睛ではないけれど、これでは完成しない。 さんざん迷った挙げ句、雪華綺晶は少女の右眼を、閉じた状態で描いた。 「はい、出来ましたわ」 「どれどれ……わぁ……上手上手」 「お粗末様ですわ。でも、喜んで頂けたなら、描いた意味がありましたわね」 「ねぇねぇ……今度は……もう少し、大人っぽく描いてみて?」 ――大人っぽく? また、おかしな注文が付いたものですね。 おそらく、少女が抱く、大人の女性への憧れを具体化して欲しいのだろう。 雪華綺晶は「そうですわねぇ」と微笑しながら、少女の成長した姿を想像した。 女子高生の薔薇水晶。髪は、長いまま。面差しを、今よりも細めに描く。 そこで、初めて気が付いた。この娘……将来、スッゴイ美人になる。 けれども、いざ完成の段になると、やはり右眼を描くことに抵抗を感じた。 何故なのだろう? 今まで、人物画は何枚も描いてきた。 しかし、一度だって、こんな気持ちになった事など無かった。 結局、この絵も右眼を閉ざした笑顔にして、描き上げた。 「はい、おまちどおさま」 「わぁい。スゴイスゴイ……カッコイイなぁ」 薔薇水晶は、大人になった自分の絵を見て、夢見がちな目になった。 雪華綺晶には、薔薇水晶の気持ちが解った。 自分にも、同じような時期があったから。 将来の自分に、根拠のない妄想を重ね、勝手に憧れて……自己嫌悪に陥ったり。 「でも、どうして、目が閉じてるの?」 「その方が、可愛らしいからですわ」 ――ごめんなさい。嘘つきました。 本当は、描きたくなかったからだ。今日は、どうしてしまったのだろう。 もしかしたら、旅の疲れが出たのかも知れない。 「お姉ちゃん……もっと、描いて?」 「ごめんなさい、薔薇水晶ちゃん。今日はもう、疲れてしまったの。 明日で、構わないでしょうか?」 「しょうがないなぁ…………じゃあ、明日ね? それと、私を呼ぶ時は、 薔薇しぃ――で良いから」 「え、ええ。それじゃあ、薔薇しぃ。また、明日ね」 別れの挨拶を交わすと、薔薇水晶は脱兎の如く駆け出し、木陰に消えた。 本当に、不思議な少女だ。 彼女をモデルに絵を描くのも、決して厭ではなかった。 ただ一点――眼を描き入れたくない事を除けば。 「明日も……来てくれるのでしょうか?」 東の空が、白々と明るみ始めた早朝。 山奥の清々しい空気を満喫しながら、雪華綺晶は別荘のベランダで、軽い食事を摂っていた。 とても優雅で、贅沢な気分だ。 「今日も、納得のいく絵が描けたら良いですわね」 良い絵が描けるとき……。 それは、大概、今朝のように寝覚めが良く、気分がスッキリと優れている時だ。 雪華綺晶は、昨日の少女、薔薇水晶に想いを巡らした。 今日は、あの子の眼を描き込んであげられるだろうか? 昨夜は疲れからか、スケッチを見直す間もなく、眠りに就いてしまった。 スケッチブックに手を伸ばした雪華綺晶は、湖の湖畔に立つ人影に気付いて、視線を向けた。 「……薔薇しぃちゃん?」 薔薇水晶は、昨日と同じように、湖に足を浸して立っていた。 違いを挙げれば、今朝は、こちらを向いている――と言うこと。 「随分と早起きなのね、あの子」 素早く身支度を整え、雪華綺晶はキャノンデールのマウンテンバイクに跨ると、 まっしぐらに湖畔を目指した。 雪華綺晶が湖畔に着くと、昨日のベンチに、薔薇水晶が座っていた。 けれど、その姿は小学生ではなく、自分と同い年くらいに成長していた。 一瞬、別人かと思ったほどだ。 「おはよう…………お姉ちゃん」 「薔薇しぃ、貴女……何故、大きくなっているの?」 「お姉ちゃんが……描いてくれたから……お姉ちゃんのお陰」 「わたしの、お陰?」 狐に摘まれた様な顔をする雪華綺晶に、薔薇水晶は突拍子もない事を語り始めた。 「私は……この湖の……精霊だよ」 「……はい?!」 「信じなくても良いよ。でも……ホントのことだから」 「わ、解りましたわ。とりあえず、続けて下さいな」 落ち着いて返事をしたつもりだったが、雪華綺晶の声は、緊張で戦慄いていた。 なにを怖がっているのだろう。こんな事、有り得るはずがないのに。 そんな彼女を和ますように、薔薇水晶は湖の水面の如く穏やかな笑みを浮かべた。 「私は……もうすぐ消えるの」 そう前置いて、薔薇水晶は、つらつらと身の上を話し続けた。 人々の信仰心が薄れるにつれて、力を失い、実体化が難しくなったこと。 もうすぐ消えゆく運命だと悟って、せめて自分の存在した証を残したかったこと。 絵を描いてくれる人を、一日千秋の想いで、ずっと待ち続けたこと。 でも、誰も自分の存在に気付いてくれなかったこと。 「だからね……お姉ちゃんが気付いてくれて…… 私を描いてくれた時は、とっても嬉しかったんだよ♪」 言って、薔薇水晶は満面の笑みを、雪華綺晶に向けた。 彼女の瞳が、潤んでいるのが分かった。 ベンチから立ち上がって、薔薇水晶は両腕を広げ、雪華綺晶の前で、くるりと回って見せた。 「ねぇ……あと一枚だけ……私を描いてくれない? 私が、消えてしまう前に……。あと……一枚だけ」 「……喜んで……描いて差し上げますわ」 知らず知らずの内に、雪華綺晶は涙を流していた。 これでは描けない。しっかりするのよ、私。 雪華綺晶はハンカチで目元を拭い、ベンチに腰掛けて、深呼吸を繰り返した。 スケッチブックを開いて、意識を集中する。 一期一会……この出会いを描く為に、全身全霊を注ぐ。 薔薇水晶は愉しそうに笑いながら、膝まで湖に入って、はしゃいでいる。 無邪気な笑顔。 その一瞬を、雪華綺晶は切り取って、スケッチブックの中に貼り付けた。 そして最後に、描けなかった想いを―― 薔薇水晶の右眼を、しっかりと描き込んだ。 「出来ましたわ……薔薇しぃ」 雪華綺晶の絵を、薔薇水晶は穴が開くほど、じっくりと見詰めた。 そして、満足そうに、ニッコリと笑った。 「ありがとう。すごく、ステキ」 薔薇水晶の頬を、水晶の様な雫が、ぽろりぽろりと滑り落ちる。 「貴女の絵には……ココロが宿ってる。それは、とても素敵なことよ」 「そんなに褒めても、なにも出ませんわ」 そう応じた雪華綺晶の瞳からも、宝石を想わせる涙が、溢れては落ちた。 「お姉ちゃん……本当に…………ありがとうね。 私、これで…………何も思い残すことなく、消えてしまえるよ」 「……」 「そんな顔、しないで。私が消えてしまう事は、なにも気にしなくていいの。 それが、時代の移り変わりと言うものだから……誰のせいでもないの」 「だけど……薔薇しぃが……」 「私に会いたくなったら、その絵を見れば良いのよ。 言ったでしょう? 貴女の絵にはココロが宿る……って。 私はここで消えるけれど、ココロはいつも、貴女と共にあるから」 山間から、やっと朝日が射してきた。 眩い光の中に、薔薇水晶の姿が薄れ、溶けて行く。 「お姉ちゃん、ありがとう…………さようなら」 「薔薇しぃっ!」 薔薇水晶は、微笑みだけを残して、消えてしまった。 別荘から自宅に帰り着くなり、雪華綺晶はキャンバスに向かい、一心に絵を描き始めた。 タイトルは 『湖に戯れる乙女』 薔薇水晶が存在した証を、みんなに教えるために、ひたすら絵筆を走らせ続けた。 朝が昼になり、夜が訪れ、再び、東の空に太陽が昇る頃―― 雪華綺晶は、キャンバスの左下に、自分のサインを描き入れた。 絵の中の薔薇水晶は、温かい眼差しをしている。 「……出来た。これで、貴女のことを、みんなが忘れずにいてくれますわ」 緊張の糸が切れて、雪華綺晶は急激に、身体の重さを感じた。 旅疲れに加えて、久しぶりに徹夜までしたので、酷く眠い。 雪華綺晶はベッドに倒れ込むと、直ぐに寝息を立て始めた。 ――ふと、誰かに揺り起こされる感覚。 誰? 申し訳ないけれど、今は眠っていたいの。 一度は気付かないフリをしたが、二度、三度と揺すられて、彼女は諦めた。 誰なの? この時間、両親は家に居ない筈なのに……。 雪華綺晶が瞼を開くと、そこには絵の中の娘が、にこにこと微笑みながら立っていた。 「えへへ……なんか解らないけど……戻ってきちゃった」 「ば……ら……」 「素敵な絵だね。色が着くと、尚更――」 「薔薇水晶っ!」 雪華綺晶は、薔薇水晶にしがみついて、誰憚ることなく嗚咽を漏らした。 そんな彼女の身体を、薔薇水晶も、しっかりと抱き締めるのだった。 「もしかしたら、お姉ちゃんの絵が、私を呼び戻してくれたのかもね」 「どうでも良いですわ、理由なんて! 貴女が戻ってくれさえすれば、私は、それだけで嬉しいのですから」 「そっか……そうだよね。ありがとう」 抱き合って、再会を喜び合う最中、雪華綺晶は薔薇水晶に訊ねた。 「これから、どうするの?」 「分かんない。何をすべきか……どうすれば、良いのか」 「そう。じゃあ……私の妹にならない?」 突拍子もない提案だという事は、雪華綺晶とて承知している。 しかし、折角また巡り会えた彼女を、厄介払いする気にはなれなかった。 「私の妹として暮らして……一緒の学校に通って……いろいろな事を学べば良い。 これからの事は、ゆっくりと決めれば良いのですわ。 焦る必要なんて、無いのですから」 「そうね。それじゃあ……お願いします、お姉ちゃん」 「はいはい。あ、でも、お父様とお母様には、どう伝えれば良いのでしょうか」 「それなら、任せて。精霊の力は、伊達じゃない」 夏休みが終わって、二学期が始まる頃。 教室で、担任が、転校生の女の子を紹介していた。 転校生の美貌に、男子生徒ばかりか、女子生徒まで驚嘆の声を上げている。 ただ一人、雪華綺晶だけは、鼻高々に教壇に立つ女の子を見詰めていた。 ――彼女の名前は、薔薇水晶。 私、雪華綺晶の、大切な妹ですわ。 その声が聞こえたのかと思えるタイミングで、薔薇水晶も、ニコッと微笑した。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/1053.html
一度目の時代は 悪なき黄金期 二度目の時代は 悪が生まれ始める 秩序なき世界に 舞い降りた英雄 役割を言うなら “掃除” だからまた始める 粛清を始める それはココロのない プログラム 疑問は抱かない (それでも分からない) 人々を裁くこと (死に逝く者を見れば) 終末の彗星は (静かに涙流れ) 光る 裁きは続き (知りたい人々が) 時代だけ巡ってゆく (悪事を行うワケ) 滅び逝く人が見せる (私が知りえない) 『ココロ』 その滅びの中 独り私は (今少し掴みかけた 人が持つ何か) 人にとってどんな存在? (何故か必死に 手を伸ばす) 神にとって世界は 永久の箱庭 (何故?不要なものに 私は惹かれる?) 繰り返し続ける 一日 (これが人々の 悪事の理由?) 私はなぜ泣くの? フシギ ココロ ココロ フシギ 人は笑った 嬉しいときに (私は知りたい 喜ぶことを) フシギ ココロ ココロ フシギ 人は嘆いた 悲しいときに (私は知りたい 悲しむことを) フシギ ココロ ココロ ムゲン 私の理解を超えている・・・ (壊れてゆくシステム・・・) 一度目の時代は 悪なき黄金期 (今崩れ始めた 私の役割) 二度目の時代は 悪が生まれ始める (きっと“終わり”は 今じゃない) 三度目の時代は 三度目は・・・ (そう きっと人々は 生き続けてゆく) (滅ぶ必要など ありはしない) 幾百の時を越えて 分かったプログラム (今云える 本当の役目を) 未来へと繋げる 『ココロ』からの願い事 (逆らう 運命に) 一度目の時代は 悪なき黄金期 (さよなら・・・ 裁くはずだった人々よ) 二度目の時代は 悪が生まれ始める (さよなら・・・ 愛すべき人々よ) 三度目の時代は 崩れ始めてゆくこの世界 (さよなら・・・ この世界に生きる全てのものよ) 四度目は再生 私は要らない (さよなら・・・ 永遠に眠る)
https://w.atwiki.jp/soysouso800/pages/781.html
ココロコネクト(アニメ) ご飯の上にハンバーグと目玉焼きを乗せ、グレイビーソースをかけたハワイの料理。 もとは学生向けのファーストフードだったが、ハワイの郷土料理としての色彩も濃くなってきている。 大津市で流行の兆しがある。
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/436.html
一度目の時代は 悪なき黄金期 二度目の時代は 悪が生まれ始める 秩序なき世界に 舞い降りた英雄 役割を言うなら “掃除” だからまた始める 粛清を始める それはココロのない プログラム 疑問は抱かない (それでも分からない) 人々を裁くこと (死に逝く者を見れば) 終末の彗星は (静かに涙流れ) 光る 裁きは続き (知りたい人々が) 時代だけ巡ってゆく (悪事を行うワケ) 滅び逝く人が見せる (私が知りえない) 『ココロ』 その滅びの中 独り私は (今少し掴みかけた 人が持つ何か) 人にとってどんな存在? (何故か必死に 手を伸ばす) 神にとって世界は 永久の箱庭 (何故?不要なものに 私は惹かれる?) 繰り返し続ける 一日 (これが人々の 悪事の理由?) 私はなぜ泣くの? フシギ ココロ ココロ フシギ 人は笑った 嬉しいときに (私は知りたい 喜ぶことを) フシギ ココロ ココロ フシギ 人は嘆いた 悲しいときに (私は知りたい 悲しむことを) フシギ ココロ ココロ ムゲン 私の理解を超えている・・・ (壊れてゆくシステム・・・) 一度目の時代は 悪なき黄金期 (今崩れ始めた 私の役割) 二度目の時代は 悪が生まれ始める (きっと“終わり”は 今じゃない) 三度目の時代は 三度目は・・・ (そう きっと人々は 生き続けてゆく) (滅ぶ必要など ありはしない) 幾百の時を越えて 分かったプログラム (今云える 本当の役目を) 未来へと繋げる 『ココロ』からの願い事 (逆らう 運命に) 一度目の時代は 悪なき黄金期 (さよなら・・・ 裁くはずだった人々よ) 二度目の時代は 悪が生まれ始める (さよなら・・・ 愛すべき人々よ) 三度目の時代は 崩れ始めてゆくこの世界 (さよなら・・・ この世界に生きる全てのものよ) 四度目は再生 私は要らない (さよなら・・・ 永遠に眠る)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/57551.html
【検索用 こころやいはー 登録タグ VOCALOID こ ら・ディッツさん わいけい 初音ミク 曲 曲か】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ら・ディッツさん 作曲:ら・ディッツさん 編曲:ら・ディッツさん イラスト:わいけい 唄:初音ミク 曲紹介 理由はなんであれ、人を傷付けてまでその道を行かねばならない事ってきっとありますよね。 曲名:『ココロ・ヤイバー』 ら・ディッツさんの8作目。 歌詞 (piaproより転載) 極まる葛藤の果て、終幕のスイッチを押した 弦のように揺れる強い繋がりを千切る為に 眩い青を遮ったスクエアの影に ポツリと立ち尽くしたキミは追憶に耽る チョコレートの甘味に逃げる虚ろな意識に 投げ掛ける言葉が裏切り者を祝福するんだ いつかの夜風と感傷は未来の光が焼き切るよ 誰かの心をその刃で突き刺したとしても 一先ず別れを告げるの 声が届かなくたって良い 今キミが振り返る事には多分、あまり意味は無いから 走り去って行方を眩ませる 涙(さえ)隠して 想いの残骸をYのルートで千切る為に 輪郭を保てない胸の奥のモノは 幾度と無く、幾度と無く疼いて惑わせた 青は彩度を失って氷のように成っていくが 其れに連なるように濁る心情を見守るんだ いつかの笑顔と涙は時間の流れが解き放つよ 誰かの心をその刃で突き刺したとしても 色褪せない思い出はレコードの音(で)掻き消して やがて溢れる空の涙と深まる影の中で いつかの夜風と感傷は未来の光が焼き切るよ 誰かの心をその刃で突き刺したとしても 一先ず別れを告げるの 声が届かなくたって良い 今キミが振り返る事には多分、あまり意味は無いから コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/kokoroconnectyochi/pages/16.html
公式サイト ココロコネクト ヨチランダム公式サイト ココロコネクト公式サイト
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/5372.html
《ココロのトビラ》 イベントカード 使用コスト1/発生コスト2/緑 [アプローチ/自分] 自分の『恋と選挙とチョコレート』のキャラ1枚は、ターン終了時まで+30/+30を得る。 (俺はあのときとっくに、千里に恋をしてたんだ。知らなかったんじゃない、気付かなかっただけなんだ……。) 恋と選挙とチョコレートで登場した緑色のイベントカード。 自分の『恋と選挙とチョコレート』キャラ1枚のAP・DPを30上昇させる効果を持つ。 『恋と選挙とチョコレート』専用のコンバットトリック。コスト1で上昇値は30と非常に高い。 類似効果を持つ《夕暮れの通学路》などと比べると上昇値が高い分、より使いやすくなっている。 <恋と選挙とチョコレート>になら採用する価値があるだろう。 カードイラストは第11話「捜索!」のワンシーン。フレーバーはその時の裕樹のセリフ。 関連項目 『恋と選挙とチョコレート』 《夕暮れの通学路》 収録 恋と選挙とチョコレート 01-106 恋と選挙とチョコレートスターターデッキ 01-106 編集
https://w.atwiki.jp/rentalitem/pages/109.html
ココロの声 直井文人にとって、この殺し合いの目的なんてどうでも良かった。 誰が死のうと関わりのない事だし、一々助けてやる義理も無い。 優勝者は願いを叶えてもらえるらしいが、そんなものに興味は無い。 面倒事に巻き込んでくれた主催者たちには、当然償いはさせるが、自分から積極的に動こうとは思わない。 つまりは、わざわざ労力を割いてまで如何こうしようとは考えていなかったのだ。 ――――名簿を見るまでは 「音無……さん?」 震える声で言葉を紡ぐ。 震える声で名前を呼ぶ。 文人が手に取った――本当に何の気なしに取った――名簿には、彼のよく知る名が記載されていた。 音無結弦 名簿のやたらと人数の多いア行、その最後にその名前は記載されていた。 「なん……で……」 音無結弦とは、文人を救った人物の名前である。 無論これは彼らの関係を一言で言い表した場合であり、彼からすれば「救われた」などと言う言葉で表されるほど、簡単な仲ではない。 もしも時間が許すのであれば、文人は結弦について、七日七晩を通しても語り切れない想いを持っている。 故に文人は思う。 いけない。この人は、こんな場所に居てはいけない。こんな場所に居るべき人間ではない、と。 「あの神父……よくもっ!」 驚愕は憤怒に。尊敬する人物をこんな低俗な諍いに巻き込み、命を脅かそうとする悪辣さに対して。 文人は聡明である。聡明であるが、こんな状況で冷静さを保てるほど落ち着いた人物ではない。 生じた怒りに身を任せるように、自身が先ほどまで座っていた椅子を思いっきり蹴り飛ばす。 派手な音を立てて椅子は転がり、壁にぶつかって動きを止めた。 「落ち着け……落ち着け、文人」 空しく響き渡った残響音。耳障りな荒い呼吸音。 一度感情を外に出すことで、無理矢理に落ち着かせる荒療治。 そうとも。抑制できないのであれば、抑制できるレベルに落とせばよい。 怒りは収まらないが、先ほどまでに比べれば数段マシであろう。 思考できる程度まで落ち着きを取り戻したなら、次にするべき事は自然と浮かび上がってくる。 「まずは……」 参加者名簿を広げ、顔見知りが他にいないかを確認する。 立花奏、日向秀樹、仲村ゆり、あとはユイ。以上の四名。記憶の片隅に引っかかった名前にマーカーを引く。 58人中、自分達を含めた6名。まぁ、最後の記憶を思い返せば、友好的に手を取れそうな人物たちではある。多分。 思わぬところで恵まれたな。溜息と共に言葉を吐き出す。不幸中の幸いと言うやつだろう。 他に気になる事があるとすれば、名簿にある音無伊御と言う名前。 音無と言う苗字は全国的にあるものではない。とすれば結弦の関係者である可能性は高いが、本人の口から何も聞いていない以上は、如何ともし難い。 まぁ会った時に訊けばいいだろう。文人にとっての最重要人物は音無結弦である。その他のことなど正直どうでもいい。 「じゃあ、次は……」 次に考えるのは彼らが向かいそうな場所。 地図を広げ、皆が集まりそうな場所を特定する。本当であれば結弦以外の人物と手を取りたいとは思わないが、現状が現状だ。何が自分にとって最優先すべき事柄であるかを履き違えてはならない。 行動指針は決まっている。 覚悟なんてものは既に済ました。 ならば、もう此処にいる必要性は無く―――― ――――タンッ 衝撃。 「な……ん……?」 崩れる膝。 熱を帯びた腹部。 地面に手を付くことで無様に倒れる事だけは防ぐが、行為自体に意味は殆ど無い。 その証拠に、息をつく間もなく頭部に固いモノが押し当てられる。 「――――っ」 「悪いな」 言葉と、音と、衝撃は同時。 何があったのか。何が起きたのか。 その全てを理解するには、もう遅い。 (……音無……さん) ただ一つ。 自分を救ってくれた人の名が、文人が抱いた最期の言葉だった。 直井文人@AngelBeats!=死亡 ■ 支倉孝平からすれば、この殺し合いとやらは端から出来レースであった。 千堂伊織と千堂瑛里華。彼のよく知る二人の吸血鬼の力を持ってすれば、こんなくだらない催しはすぐに終わるに違いない。その行き着く結末がなんであれ、だ。 だから自分が出来ることは何も無い。せいぜい何処かの家の部屋の隅で隠れているのが自分の出来ることだろう。 特別な力はなく、強い意志も無い。 知り合いが人外であっても、孝平自身は何の変哲もない一般人なのだ。 ――――貴方は、それでいいの? あの日、千堂瑛里華に問われた言葉が脳裏に蘇る。赤い眼と、溢れる涙。呆気なく記憶の消去を選んだ自分に対し、他人事の筈なのに、彼女はひどく悲しんでいた。 結局自分はそれを良しとせず、彼ら吸血鬼と付き合っていくことを決めた。思い出を築くと言う原初の考えをもって、確かにあの日を楔に自分は昔の自分とは分かれた筈だった。 だが、今回は規模が違う。 記憶を失う程度がせいぜいの前回と、命を失いかねない今回。 一笑に付すには、あまりにも現実離れしたこの所業。 一秒先には、もしかしたら死んでいるかもしれない。 故に、支倉孝平は自身の決断を一枚の硬貨に任せた。 「表が出たら乗る。裏なら乗らない」 こんな軽々しく物事を決めるなんて、随分と安っぽい意志だとは思った。 だが大層な意志を以って、自分に何が出来るのか。ただの一般人でしかない高校生が。 だから、運任せ。 本当ならそもそも人殺しなんてものに手を染めたくはなかったが、支給されていたパソコンが孝平の思考に一つの選択肢を与えていた。 『首輪の裏に記載されている番号をメモし、メールで送信すれば首輪の解除方法を教える。まずは三人分。時刻は指定しない』 デスクトップに『解除方法』と銘打たれて置いてあったメモ。 裏ということは、取り外しでもしない限り読み取ることは不可能。 その真偽がどうあれ、溺れていれば藁でも縋りたくなるのが人間だ。 硬貨が表なら、積極的に殺して集める。 硬貨が裏なら、死体から剥ぎ取る。 そうして出た結果は――表。 「……よく出来ているよ」 偶然か、或いは必然か。 自身のいる消防署内には、自分以外にもう一人いた。 阿呆みたいに騒いでくれていたおかげで、場所は容易に特定できた。 隙だらけだったおかげで、仕留める事すら手間取らない。 簡単なものだ。弾丸二発で、人は死ぬ。 「……その上、相手が所持していたのは刃物。順調すぎだな、ははっ」 まるで仕組まれていたみたいだ。本当に。 普段ならば絶対に言わないような軽口すら零して、孝平は今しがた自分が殺めた人物の首に刃を入れる。 返り血が掛からない様に、背後に回ってから切り裂く。 既に穴の開いた頭部から血は流れているが、首輪を外す際に血塗れになりたくはない。 念には念を入れて行動する。まだこれは一人目なのだ。 「……一つ目」 鈍く光る銀色の首輪を死体から取り外し、大きく長く息を吐く。 賽は投げられた。 もう後戻りは出来ない。 「……謝らないよ。まだ、死にたくはないから」 【一日目/0時30分/H-2、消防署内】 【支倉孝平@FORTUNE ARTERIAL】 [状態] 健康、精神的疲労(小) [装備] 大鉈 [所持品]基本支給品、ノートパソコン、S W M37 エアーウェイト(3/5) [思考・行動] 基本:生存優先、ノートパソコンのメモに従う 1:首輪を三つ集める 2:死にたくない 【備考】 体育祭後の参戦 ノートパソコンのメモには、以下の事が書いてあります ①首輪の裏に記載されている番号を送信すれば、首輪の解除方法を教える ②まずは三つ必要 No.033 ラッキーガール 投下順 No.035 由真と動物奇想天外 No.030 守るべきもの 時系列順 No.006 醒めない夢 GAME START 支倉孝平 No. [[]] GAME START 直井文人 GAME OVER